矯正器具をつけて微笑む女性

治療を受ける女性

矯正器具をつけて微笑む女性

治療を受ける女性

矯正歯科治療のメリット

治療により以下のようなメリットが考えられます。

悪い咬み合わせによる為害作用の解消

前歯が逆に咬んでいる、奥歯がすれ違って咬んでいるなど、そのままにしておくと歯に過剰な力が加わり、歯が痛みやすくなるのを防ぎます。

虫歯・歯周病のリスクが低減

歯並びが悪いと細かな部分の歯磨きがしづらく磨き残しが多くなるので、虫歯や歯周病の原因になります。矯正治療をして正しい歯磨きができるようになると、虫歯や歯周病も予防できます。

発声・発音が明瞭

特定の歯並びでは、発音が不明瞭になる場合があります。歯並びが良くなると発音や発声が向上する可能性があります。

顎の変形や関節の悪影響を予防

顎の成長にも影響し、上下の顎の前後バランスが悪くなったり、顔が左右対称でなくなったりする場合があります。

※姿勢の影響もあるので、噛み合わせだけが原因という訳ではありません。

対人関係に自信

歯並びに自信がないと、歯を見せて笑う事が気になりますよね。対人関係に影響を与えることもあります。自分に自信を持つということは大切なことではないでしょうか。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスク・副作用

(必ず起こるわけではありません。)

  • 器具をつけたての時は、矯正装置による不快感、痛み等が出てきますが、数日から1,2週間で慣れる事が多いです。
  • 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する場合がございます。
  • 装置や顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者様の協力が
  • 非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、器具によっては装置が付いているため歯が磨きにくくなります。
    むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨く、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことで歯根(歯の骨に埋まっている部分)が吸収して短くなったり、歯ぐきがやせて下がることがあります。ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことにより神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出る場合があります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出る場合があります。
  • 治療を進めていく上で、様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性がございます。
  • 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性がございます。
  • 矯正装置を誤飲する可能性がございます。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物の一部が破損する可能性がございます。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通りに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物やむし歯治療などをやりなおす可能性があります。
  • あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性がございます。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療を一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。